セロー250 オイル/エレメント交換作業

長く乗ってるのに一度も記事にしたことがないことに気づき、忘備録的に記載します。

オイル交換のみでも、エレメント込でも、オイル交換は非常に難易度の低い作業なので
不慣れな方でもさほど問題なく出来るのではないかと思われます(個人の感想です)

【準備するもの】(足りなくても責任は取れません)
・オイル
定番のヤマルーブプレミアムシンセティック 4L
1Lもあるんですがかなり割高なのでオススメしません。
→またはAZの激安オイル 4L
ヤマルーブに比べたらすごく安いのですが、オイルメーカーとして名のしれているAZです。
特段問題なく運用できるのではないでしょうか。
・トルクレンチ
適当に安いのでおk
これは5~25Nmまで対応のやつです。
・オイルフィルター
安心のキジマ製
至って普通です。慣れたら別メーカーでもOK
・ガスケット
キタコ製
大きいのと、小さいの2個セット。
どちらも必要です。
・ドレンボルト用ワッシャ
デイトナ製
ドレンボルトを外した時は必ず交換です。
・適当な六角ソケットレンチ(オス/メス)
→適当にホムセンとかで買えばおk
こだわりたい人や、工具を眺めてニンマリしたい人は
そこそこの精度のこのセットをオススメします。
・廃オイル受け
→ダイソーのバケツとかでいいです。
それに適当な袋をかぶせておけば廃油処理が簡単。
・パーツクリーナー
→適当にホムセンで買いましょう。ネットで買うと高いです。
・キッチンペーパー
→適当にホムセンで(r
・ニトリル手袋か、ゴム手袋
→適当にホム(r
・マイナスドライバー
→適当にホ(r
・適当な養生テープ
→ホム(r
・オイルジョッキ 又は ジョウゴ
→ホムセンかダイソーでおk

【整備データ】
締付トルクデータ
オイルフィルターエレメントカバーボルト 締付トルク 10Nm
エンジンオイルドレンボルト 締付トルク 20Nm
オイルフィルターエレメントドレンボルト 締付トルク 10Nm
アンダーガード 締付トルク 10Nm

オイル容量データ
オーバーホール時:1.4L
オイルフィルターエレメント”無”交換時 1.2L
オイルフィルターエレメント交換時 1.3L

以上データでした。
早速画像付きで作業を解説していきます。

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まずは暖機運転です。3分ほどエンジンかけて放置しておけばいいです。
その間に準備をしていきます。


私はアンダーガードを付けているので、適当にレンチで外します。
外す時なんで適当でいいです。4個のボルトで止まっています。


外したらエンジン下を覗き込むとドレンボルトが見えます。
これも適当に外します が、オイルが出てきますので下にバケツなりを置いた後に
(私のはゆるみ止め付きのボルトなんで、ワイヤリングがされてます。)
磁石入のボルトを使っているのでエンジンスラッジが付着してますね。


オイルは出っ放しにして放置しておいて


ドレンボルトにパーツクリーナーをぶっかけて綺麗にしておきます。
綺麗になったら新しいパッキンに交換します。


この間に、エレメントボックスを開けていきます。
車体のこっち側にあるので、六角レンチ(オス)をぶち込んで外します。
右上のボルトだけ長いので、外して置いておく時に覚えておきましょう。


外してる途中で漏れてきたりするので、容器はそのままで。


外すとエレメントがコンニチワします


手で掴んで外すか、ラジオペンチ等で引っこ抜きましょう。


カバーを外したらパッキンがへばりついてるのでマイナスドライバーでこじって外します。
(真ん中の黒いのはエレメントについていたパッキンなので捨てます)
外したら新しいパッキンに交換しておきます

車体側にも小さいパッキンがあるので同様に外す
外したら新しいパッキンに交換しておきます

できればエレメントボックスの中を適当にパーツクリーナーぶっぱなして
キッチンペーパーで綺麗に拭き取っておきます。

また、左下に見えるオイル注入口を開けておくとオイルの抜けがよくなっていいと思います


新しいオイルエレメント(オイルフィルター)をぶち込みます。


新しいパッキン、新しいフィルターに交換出来たらカバーを戻します。
手で締まるところまでネジを締めたら、トルクレンチで均等に締め付けていきます。
締付トルクは10Nmです。ほんと軽い。


お次はドレンボルトを手締めし、トルクレンチで本締め。
締付トルクは20Nmです。これもやや軽いですね。


規定量、新しいオイルを入れていきます。
今回はエレメントも交換したので1.3Lですね。
規定量入れたらオイルフィラーキャップを締めておきましょう。

一旦数分暖機運転をしてみて、エンジン停止。

次に車体を水平にまっすぐ立てた時に、画像一番下にあるオイル窓から見て
LOWゲージとHIGHゲージの間にオイルがあるようであればOKです。


アンダーガードがある人は、画像のように養生テープなどでワッシャを動かないように固定するのが良いです。これをしておかないと取り付けする時にワッシャがずぐズレてしまい、
「くぁwせdtgyふじこlp」
ってなります。注意

手締めしたらトルクレンチで本締めします。
締付トルクは10Nmです。こんな軽くていいんだ…

廃油は、いらない新聞紙をちぎりまくって廃オイルにぶちこみまくって袋に入れて燃えるゴミでいいです。(お住まいの自治体の分類に従って下さいね)
新聞紙(‘A`)マンドクセ、って人はこんなのもあります。ご自由に。

手順は以上です。
新しいオイルでツーリングに行きたくなりましたね!!
(ぶっちゃけ試運転してオイル漏れがないか近所で確認した方がいいですよって話)

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